愛猫の健康を考えてキャットフードを選ぶ際、実際の利用者の声はとても参考になりますよね。「FINEPET’S（ファインペッツ）キャットフードの口コミ」と検索して、このフードに関心を持たれている方も多いのではないでしょうか。
ファインペッツは、品質へのこだわりを前面に出しているプレミアムキャットフードとして知られています。しかし、実際のところはどうなのでしょうか。
この記事では、ファインペッツキャットフードについて、インターネット上で見られる様々な口コミや評価を徹底的に調査し、その実態に迫ります。原材料や添加物から見た安全性、気になる原産国、そして猫の健康、特に腎臓への配慮についても成分をチェックしていきます。
また、価格に関する情報や、お得な「お試し」パックの存在、適切な給餌量の目安まで、購入を検討する上で知っておきたい情報を網羅しました。
この記事を読むことで、ファインペッツキャットフードがご自身の愛猫にとって本当に良い選択なのか、判断するための材料が見つかるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
▼以下の公式サイトをご確認ください。
記事のポイント
- 実際の利用者の肯定的な口コミ（食いつき、健康効果）と否定的な口コミ（価格、嗜好性の個体差）
- 安全性への配慮（高品質な原材料、無添加）と注意点（鶏由来成分、非グレインフリー）
- 最近の大幅な価格改定の内容と、お得に試せるお試しパックの情報
- 少量給餌の必要性や、腎臓病の療法食ではないといった製品特性と注意点
FINEPET’S（ファインペッツ）キャットフードの口コミを徹底調査
- 猫用は安全ですか？原材料と品質管理
- 実際の口コミ評価
- 原産国はどこですか？製造場所を解説
- どんなキャットフードは買わない方がいいですか？選び方の注意点
- 腎臓への配慮は？成分をチェック
猫用は安全ですか？原材料と品質管理
ファインペッツの猫用キャットフードは、安全性に配慮して作られている製品と言えます。
その理由として、まず原材料への強いこだわりが挙げられます。ファインペッツは、人間が食べられる品質（ヒューマングレード）の原材料のみを使用していると明記しています。主原料には、アレルギー反応のリスクが比較的低いとされるフランス産のアヒル肉やオランダ産のニシンを採用しています。さらに、肉類の副産物（バイプロダクツ）や、懸念されがちな中国産の原材料は一切使用していません。
品質管理の面では、製造工程も安全性を高める要素と考えられます。このキャットフードは、食品の安全管理基準が高いとされるオランダ（またはスペインの特定ライン）で製造されています。製造工場は、国際的な衛生管理基準であるHACCP認証を取得している、あるいは準拠していると説明されています。 化学合成された保存料、着色料、香料といった添加物を使用せず、酸化防止には天然由来のビタミンE（ミックストコフェロール）を用いるなど、添加物に対しても配慮が見られます。
ただ、注意点もあります。主原料は低アレルゲンとされるアヒル肉とニシンですが、原材料には鶏脂や鶏レバーも含まれています。そのため、鶏肉に対してアレルギーを持つ猫の場合は、獣医師への相談が推奨されます。加えて、全粒米が使用されているため、グレインフリー（穀物不使用）のフードではありません。天然由来の原材料を使用し、小規模工場で都度生産していることから、ロットによって製品の色や形、匂いに多少のばらつきが生じる可能性がある点も、メーカー側から説明されています。
このように、ファインペッツは原材料の選定基準や製造管理において安全性を重視していますが、アレルゲンとなりうる原材料の存在やロット間のばらつきの可能性も認識しておくことが大切です。
実際の口コミ評価
ファインペッツキャットフードに対する実際の口コミ評価は、肯定的な意見と注意が必要な意見の両方が見られます。
全体的な傾向として、原材料の品質や健康面での変化を評価する声が多く挙がっています。例えば、「食いつきが非常に良い」「他のフードは食べなかったが、これは喜んで食べる」といった嗜好性に関する好意的な報告が多数あります。これは、アヒル肉やニシンといった主原料や、小粒で食べやすい形状が影響しているのかもしれません。 健康面では「便の状態が良くなった（量が減った、臭いが軽減した、硬さが適切になった）」「便秘や軟便が改善された」といった消化器系の変化を実感する声が目立ちます。高い消化吸収率が、これらの改善につながっている可能性があります。さらに、「毛艶が良くなった」「アレルギー症状が落ち着いた」といった皮膚や被毛に関する良い変化の報告も見受けられます。
一方で、注意すべき点も指摘されています。最も多く聞かれるのが価格に関する意見で、「高品質なのは理解できるが、価格が高い」「継続するには負担が大きい」と感じる飼い主さんは少なくありません。 食いつきが良いという評価が多い反面、「全く食べてくれなかった」「他のフードと混ぜてもファインペッツだけ残す」という正反対の体験談も一定数存在します。これは猫の個体差による嗜好性の違いが大きいことを示唆しています。匂いが独特（弱い、魚系の匂いなど）と感じる方もいるようです。
加えて、カロリー密度が高く消化吸収も良いため、推奨される給餌量が他のフードより少なくなる点も特徴です。このため、「量が少なくて猫が満足していないように見える」「もっと欲しがる」といった飼い主さんの心配の声や、給餌量管理を怠ると肥満につながりやすいという注意喚起もあります。
このように、ファインペッツの口コミ評価は、品質や健康効果を支持する声が多いものの、価格の高さや嗜好性の個体差、給餌量管理の必要性といった側面も理解しておく必要があります。
原産国はどこですか？製造場所を解説
ファインペッツのキャットフードがどこで製造されているか、気になる方もいらっしゃるでしょう。
結論からお伝えすると、ファインペッツの主なキャットフード製品の原産国（製造国）はオランダです。これは公式サイトの製品情報や、多くのペットフード情報サイト、オンラインストアの商品情報などで一貫して示されている情報となります。
ファインペッツが製造拠点としてオランダを選んでいる背景には、同国が持つ食品安全に対する厳しい基準や、品質管理体制が整っている点が考えられます。実際に、製品はHACCP（ハサップ）という国際的な衛生管理基準に準拠した工場で製造されていると説明されています。
ただし、注意点として、ファインペッツには「極 KIWAMI」という上位ラインの製品も存在します。この「極 KIWAMI」シリーズについては、原産国がスペインであると明記されています。そのため、どの製品ラインかによって製造国が異なる点には留意が必要です。
ファインペッツは日本の企業が開発し、レシピにはカナダのペットフード会社の影響もあるとされていますが、実際の「製造」はヨーロッパ（主にオランダ、またはスペイン）で行われています。加えて、「原産国」は最終的な製造地を指しますが、使用されている原材料（例えばフランス産アヒル肉やニュージーランド産鹿肉など）は、世界各地から調達されていることも理解しておくとよいでしょう。
このように、ファインペッツの標準的なキャットフードはオランダで製造されており、「極 KIWAMI」ラインはスペイン製となります。購入される際には、パッケージの原産国表示を確認することをおすすめします。
どんなキャットフードは買わない方がいいですか？選び方の注意点
愛猫の健康を考えると、キャットフード選びは非常に重要です。市場には多くの製品がありますが、中には注意が必要なものも存在します。ここでは、避けた方が良いキャットフードの特徴と、選ぶ際の注意点を解説いたします。
まず、原材料表示を確認することが大切です。特に、合成添加物が多く含まれている製品には注意しましょう。例えば、BHA、BHT、エトキシキンといった合成酸化防止剤は、発がん性などのリスクが指摘されています。 猫にとって不要な人工着色料（赤色〇号など）や、発がん性物質を生成する可能性のある亜硝酸ナトリウム（発色剤）が含まれている場合も避けるのが賢明です 。ミックストコフェロール（ビタミンE）やローズマリー抽出物など、天然由来の酸化防止剤を使用している製品を選ぶと良いでしょう。
次に、主原料が何であるかも確認が必要です。猫は肉食動物のため、動物性タンパク質を豊富に必要とします。原材料リストの最初にトウモロコシや小麦といった穀物が多く記載されているフードは、猫にとって消化が苦手な炭水化物の割合が高く、アレルギーの原因になる可能性もあります。 「ミートミール」「肉副産物」「動物性油脂」といった曖昧な表記が多いフードも注意が必要です。これらは、どのような品質のどの部位が使われているか不明瞭であり、信頼性に欠ける場合があります。具体的な肉の種類（例：「鶏肉」「サーモン」）が明記されている方が、品質を判断しやすいです。
さらに、栄養バランスも重要です。キャットフードには「総合栄養食」という表示があります。これは、そのフードと水だけで、猫の特定の成長段階に必要な栄養をバランス良く摂取できることを意味します。主食として与えるフードは、必ず愛猫の年齢に合った「総合栄養食」を選んでください。「一般食」「副食」「間食（おやつ）」と表示されているものは、それだけでは栄養が偏る可能性があるため、主食にはできません。
極端に安価なフードにも注意が必要かもしれません。価格が安い背景には、安価な穀物で量を増やしていたり、品質の低い原材料を使用していたりする可能性があるためです。
キャットフードを選ぶ際は、これらの点を踏まえ、原材料表示をよく読み、愛猫の年齢や健康状態に合った「総合栄養食」を選ぶように心がけましょう。
腎臓への配慮は？成分をチェック
ファインペッツのキャットフードは、猫の腎臓を含む泌尿器全体の健康維持に一定の配慮を示していますが、腎臓病の治療を目的とした療法食ではありません。
配慮されている点として、まず尿路の健康、特にストルバイト尿石の形成予防が挙げられます。フードのpHは6.3の弱酸性に調整されています。これは、アルカリ性の尿環境で形成されやすいストルバイト結石のリスクを低減するための設計です。 ストルバイトの構成成分であるマグネシウムの含有量も0.06%と低く抑えられています。
しかし、すでに慢性腎臓病（CKD）と診断されている猫にとって重要な栄養素、特にリンとタンパク質の管理については注意が必要です。ファインペッツのリン含有量は0.68%と報告されています。これは、腎臓病の進行を抑えるためにリン制限が推奨される療法食の基準（多くは0.6%未満、あるいはそれ以下を目指す）と比較すると、高い数値です。
タンパク質含有量は32.0%であり、高品質な動物性タンパク質が主体ですが、腎臓病が進行した場合にはタンパク質の摂取量を調整する必要が出てくることがあります。ファインペッツはこの点で特に制限を設けているわけではありません。ナトリウム含有量（0.4%）も、腎臓病療法食と比較して特に低いわけではありません。
メーカーは「腎臓疾患予防にも配慮」と説明している場合がありますが、前述の成分値を考慮すると、これは主に一般的な泌尿器の健康維持（ストルバイト予防など）を指していると考えられます。CKDの管理に必要な特定の栄養制限（特にリン制限）とは異なるアプローチです。
したがって、ファインペッツは健康な猫の泌尿器トラブル予防には役立つ可能性がありますが、すでに腎臓病を患っている猫や、腎機能の低下が気になる高齢猫に与える場合は、必ず事前に獣医師に相談し、リンやタンパク質の含有量がその猫の状態に適しているかを確認することが不可欠です。
FINEPET’S（ファインペッツ）キャットフードの口コミと購入ガイド
- お試しパックの内容と価格
- 値上げはあった？最新価格情報
- 給餌量の目安と与え方のコツ
- 定期購入（オートシップ）のメリットと注意点
- 口コミで人気のFINEPET’Sは試す価値あり？
お試しパックの内容と価格
ファインペッツのキャットフードを初めて試したい方向けに、特別な「お試し」オファーが用意されています。
お試しパックの主な内容は、通常の製品版と同じ1.5kg入りのドライフード1袋です。これは、一般的な少量サンプルとは異なり、猫が1日に50g食べると仮定した場合、約30日間じっくりと試せる量になります。フードの種類は、アヒル肉とニシンを主原料とした全年齢対応のものです。
価格については、注意が必要です。インターネット上のレビューサイトなどでは「1.5kgが1,100円（税込・送料別）」といった情報が多く見られますが、これは過去のキャンペーン価格である可能性が高いです。情報収集時点での公式サイトでは、「初回限定」として1.5kgが7,120円（税込）と表示されている例がありました（通常価格8,900円からの割引として提示）。このように価格情報が変動しているため、購入を検討する際は、必ずファインペッツ公式サイトで最新の価格を確認することが不可欠です。
このお試しパックは、ファインペッツを初めて購入する方、一世帯につき1回限り利用できるのが原則です。購入は、ファインペッツの公式ウェブサイトからのみ可能です。Amazonや楽天市場、フリマサイトなどでも商品が見られることがありますが、これらは正規の販売ルートではなく、価格が割高であったり品質保証がなかったりするリスクがあるため、公式サイトからの購入が推奨されます。 お試しパックの購入には別途送料がかかる点、自動的に定期購入へ移行するものではなく、1回限りの買い切りである点も留意しておきましょう。
値上げはあった？最新価格情報
ファインペッツのキャットフードに関して、価格の改定、つまり値上げがあったかどうかは、多くの飼い主さんが気にされている点でしょう。
調査した情報によりますと、ファインペッツのキャットフードは実際に価格改定が行われています。時期としては、2024年後半から2025年初頭にかけて実施されたと考えられます。
メーカー側の説明では、この価格改定の主な要因は、コロナ禍以降続く原材料価格の大幅な高騰にあるとのことです。安定した製品供給を維持するためには、価格の維持が困難になったとされています。これは、他のペットフードブランドでも見られる世界的な傾向と一致しています。
価格改定の幅は大きく、以前の価格帯（1.5kgあたり約3,400円～4,500円程度）と比較すると、現在の基本価格は大幅に上昇しています。
以下が、情報収集時点での公式サイトにおける主な容量と税込価格です。
- 1.5kg： 8,900円
- 3kg (1.5kg x 2袋)： 17,500円
- 4.5kg (1.5kg x 3袋)： 26,000円
- 6kg (1.5kg x 4袋)： 34,500円
- （以降、18kgまで容量設定あり）
このように、ファインペッツのキャットフードは近年、大幅な価格改定が実施されました。ただし、公式サイトの定期購入（オートシップ）を利用すると、最低でも10%の割引が適用されるため、継続して利用する場合は割引制度の活用を検討すると良いでしょう。最新の価格や割引情報は、必ず公式サイトでご確認ください。
給餌量の目安と与え方のコツ
ファインペッツのキャットフードは、栄養価が高く消化吸収率が87%と非常に優れているため、一般的なキャットフードよりも少ない量で猫に必要な栄養を摂取できるのが特徴です。そのため、給餌量の管理がとても重要になります。
まず、給餌量の基本的な目安として、健康な成猫の場合は「理想体重の1.0%から1.2%」を1日の量として与えることが推奨されています。現在の体重ではなく、その猫にとっての理想的な体重を基準に計算する点に注意してください。
猫のライフステージによって、この基本量から調整が必要です。
生後12ヶ月までの子猫、または避妊・去勢手術前の成長期には、成猫の目安量の150%（1.5倍）を与えます。成長には多くのエネルギーが必要だからです。ただし、避妊・去勢手術後は代謝が変わるため、その時点から成猫の量（理想体重の1.0%～1.2%）に切り替えることが推奨されています。
一方、7歳以上のシニア猫の場合は、代謝が落ちることを考慮し、成猫の目安量の80%（20%減）に減らすことが推奨されます。
例えば、理想体重4kgの成猫であれば、1日の給餌量は40g～48gが目安となります。同じ体重でも子猫なら60g～72g、シニア猫なら32g～38gが目安量です。
与え方のコツとしては、以下の点が挙げられます。
第一に、フードの切り替えは慎重に行いましょう。他のフードからファインペッツに切り替える際は、消化器への負担を避けるため、1週間から10日ほどかけて徐々に新しいフードの割合を増やしていく方法が推奨されます。
第二に、給餌回数については、メーカーは1日1回（夜が理想）を推奨していますが、これはあくまで理想です。子猫やシニア猫、あるいは一度に多く食べられない猫の場合は、1日の総量を守りつつ、複数回に分けて与えるなど、愛猫の状態や生活スタイルに合わせて調整しましょう。
第三に、常に愛猫の状態を観察することが大切です。推奨量はあくまで目安であり、個々の猫の活動量や体質によって最適な量は異なります。便の状態（ゆるすぎる場合は与えすぎの可能性）や体重の増減、体型（ボディコンディションスコア）を定期的にチェックし、必要に応じて給餌量を微調整してください。
もし推奨量が少なく、猫が物足りなそうにする場合は、味付けしていない茹でキャベツなどを少量混ぜて食事のかさを増す方法も紹介されています（与えすぎに注意）。
最後に、特にドライフードを与える場合は、常に新鮮な水が十分に飲めるようにしておくことを忘れないでください。
定期購入（オートシップ）のメリットと注意点
ファインペッツのキャットフードを継続して利用する場合、便利な「定期購入（オートシップ）」というシステムが用意されています。このサービスには、いくつかのメリットと注意すべき点があります。
まず、最大のメリットは価格割引が適用されることです。通常、定期購入を申し込むと、1回目の配送から基本価格の10%割引で購入できます。さらに、ファインペッツのオートシップは、継続回数に応じて割引率が上がるという特徴があります。例えば、20回目や30回目といった節目に記念割引が設定されていたり、100回目の配送は無料になったりする特典があり、長く続けるほどお得になる仕組みです。
次に、買い忘れを防げる利便性も挙げられます。一度設定すれば、希望するサイクル（例：7日から180日の間で選択可能）で自動的にフードが届けられるため、うっかり切らしてしまう心配がありません。 一定の購入量（例：合計3kg以上など）を満たすと送料が無料になる場合が多く、これもコスト削減につながります。
一方で、注意点もいくつか存在します。定期購入は自動で届くため、配送サイクルの変更、一時的な休止、あるいは解約を希望する場合は、自分で手続きを行う必要があります。これらの変更は、通常、次回の配送予定日の数営業日前までに行う必要があるため、スケジュール管理が求められます。
定期購入というと、ある程度の期間継続しなければならない印象を持つ方もいるかもしれません。しかし、ファインペッツのオートシップは、1回利用しただけでも停止することが可能とされています。
この定期購入（オートシップ）は、ファインペッツの公式サイトから申し込むことができます。割引などの特典は公式サイト限定の場合が多いため、利用を検討する際は公式サイトを確認しましょう。
口コミで人気のFINEPET’Sは試す価値あり？
これまでの内容をふまえると、ファインペッツのキャットフードは、品質や安全性にこだわる飼い主さんを中心に口コミで人気を集めている製品です。
試してみる価値があると言える理由としては、まず原材料への強いこだわりが挙げられます。人間が食べられるレベルの素材を使用し、化学合成添加物を避けている点は大きな魅力でしょう。87%という高い消化吸収率や、ストルバイト尿石に配慮したpH・ミネラル調整など、猫の健康を考えた特徴も備えています。実際に口コミでは、食いつきの良さや便の状態改善、毛艶の向上といった良い変化を報告する声が多く見られます。
しかし、一方で考慮すべき点も存在します。プレミアムフードの中でも価格は高価格帯に属し、近年大幅な値上げも行われました。 多くの猫が好む一方で、嗜好性が合わず全く食べない猫もいるという報告も少なくありません。高カロリー・高消化率のため、給餌量をしっかり管理しないと肥満につながるリスクもあります。さらに、腎臓病の治療には適しておらず、鶏由来の成分も含まれるためアレルギーにも注意が必要です。
これらの点を総合的に考えると、ファインペッツは「試す価値がある」キャットフードと言えます。特に、原材料の安全性や消化の良さ、泌尿器系の健康維持に関心がある場合には、有力な選択肢となるでしょう。
ただし、価格の高さや猫の個体差による嗜好性の問題を考慮すると、まずは「お試しパック」を利用して、愛猫が喜んで食べるか、体調に変化はないかを確認することをおすすめします。もし愛猫の健康状態に気になる点があれば、事前に獣医師に相談することも大切です。
ファインペッツに関するQ&A（FAQ）：よくある質問と回答
ここでは、「FINEPET’S（ファインペッツ）キャットフードの口コミ」と検索している方が疑問に思いやすい点をQ&A形式でまとめました。
Q1: ファインペッツの食いつき（嗜好性）はどうですか？
A1: 多くの飼い主さんから「よく食べる」という良い評判が寄せられています。しかし、アヒル肉やニシンといった主原料に慣れていない猫や、匂いの好みが合わない猫は食べないこともあります。猫による個体差が大きいフードと言えるため、まずはお試しパックで愛猫の反応を見ることをおすすめします。
Q2: 原材料の品質や安全性は信頼できますか？
A2: ファインペッツは、人間が食べられるレベルの原材料を使用し、化学合成された添加物（保存料・着色料など）や肉類の副産物、中国産原料は一切使用していないと明記しており、安全性への配慮は高いと考えられます。製造もHACCP準拠の工場で行われています。ただし、鶏脂や鶏レバーが含まれているため、鶏肉アレルギーのある猫は注意が必要です。
Q3: 価格が高いと聞きましたが、コストパフォーマンスはどうですか？
A3: プレミアムキャットフードの中でも高価格帯に分類され、近年大幅な価格改定もありました。しかし、消化吸収率が非常に高いため、1日に与える量が一般的なフードより少なくて済みます。そのため、1日あたりの費用で考えると、他のプレミアムフードと比較して極端に高いわけではない可能性もあります。定期購入割引を利用すると、さらにコストを抑えられます。
Q4: 腎臓や尿路の健康維持に役立ちますか？
A4: ストルバイト尿石の形成に配慮し、pHを弱酸性に調整し、マグネシウム含有量を低く抑えています。この点で、一般的な泌尿器の健康維持には配慮されていると言えます。ただし、慢性腎臓病（CKD）の治療を目的とした療法食ではありません。リンやタンパク質の含有量は療法食ほど制限されていないため、すでに腎臓病と診断されている場合は獣医師への相談が不可欠です。
Q5: どこで購入できますか？お試しパックはありますか？
A5: 購入はファインペッツの公式サイトが基本となります。Amazonや楽天市場などでも見かけることがありますが、価格が割高であったり、正規販売ではない可能性があるため注意が必要です。初めての方限定で、1.5kgのお試しパックが用意されています。ただし、お試しパックの価格は変動することがあるため、必ず公式サイトで最新の情報を確認してください。
FINEPET’S（ファインペッツ）キャットフードの口コミ情報の総括
記事のポイントをまとめます。
- 原材料はヒューマングレード品質で化学合成添加物や副産物は不使用である
- 主原料はアヒル肉とニシンだが、鶏由来成分も含まれるためアレルギーに注意が必要だ
- 全粒米を使用しており、グレインフリー（穀物不使用）ではない
- 製造はオランダ（通常品）またはスペイン（極KIWAMIライン）のHACCP準拠工場で行われる
- 口コミでは品質や健康効果（便通・毛艶改善など）への肯定的な評価が多い
- 食いつきが良いという声が多い一方、全く食べない猫もおり個体差は大きい
- 価格は高価格帯に属し、近年大幅な値上げが実施されている
- 一般的に避けるべきフードは、合成添加物や主原料が穀物のもの、原材料表記が曖昧なものである
- 腎臓への配慮としてpH6.3調整・低Mgだが、CKD（慢性腎臓病）療法食ではない
- リン（0.68%）やタンパク質（32%）はCKD管理基準より高い
- 初回限定お試しパックが用意されているが、価格変動があるため公式サイトの確認が必須だ
- 消化吸収率が87%と高いため、給餌量は一般的なフードより少なく、厳密な管理が求められる
- 子猫・高齢猫では成猫の給餌量から調整が必要である
- 定期購入（オートシップ）は割引があり便利だが、配送サイクルの管理が必要だ
- お試し・定期購入は公式サイトからの申し込みが推奨される
FINEPET’S（ファインペッツ）キャットフードの販売会社情報
| 販売会社名 | 株式会社エヴリワンズ |
| 販売会社住所 | 〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷3-48-5 |
| 販売会社ホームページ | 株式会社エヴリワンズ |
▼以下の公式サイトをご確認ください。
